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 日本名詩選 1

日本名詩選1[明治・大正篇]

西原 大輔(編著)

四六判  248頁 並製
定価 1,600円+税
ISBN 978-4-305-70748-2 C0092
在庫あり

奥付の初版発行年月 2015年06月
書店発売日 2015年06月15日
登録日 2015年05月21日

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書評情報

2015-08-09 東京新聞/中日新聞 
2015-08-02 朝日新聞 
2015-06-21 読売新聞 
2015-06-21 毎日新聞 

紹介

近現代詩入門としての詩歌集〈アンソロジー〉、登場!

何度でも出会いたい日本の名詩。
時代順にならべ鑑賞と注釈を添えた近現代詩入門。

明治15年『新体詩抄』の刊行の際、「明治ノ歌ハ明治ノ歌ナルベシ、古歌ナルベカラズ」と宣言した新詩形がはじまる。西欧詩と日本古来の詞華の世界が融合し、日本の詩のアイデンティティが確立する時代。

矢田部良吉訳/外山正一/新声社訳/国木田独歩/島崎藤村/土井晩翠/与謝野鉄幹/与謝野晶子/上田敏訳/薄田泣菫/森鷗外/蒲原有明/北原白秋/永井荷風訳/石川啄木/福士幸次郎/高村光太郎/山村暮鳥/萩原朔太郎/千家元麿/室生犀星/堀口大学/西條八十/佐藤春夫/高橋新吉/知里幸恵訳/宮沢賢治/鈴木信太郎訳/北川冬彦/八木重吉/吉田一穂//全76篇収録!

【本書の特徴】
●鑑賞・注釈を添え、近現代詩の入門に最適です。
●時代順に並べ歴史を掴める構成。
●定説に加え、最新の研究成果も盛り込んだ解釈。

【今日、現代詩に関心をもつ人は、決して多くはありません。また、ほとんどの高名な詩人たちがすでに鬼籍にある現在の状況は、必ずしも詩にとって幸せなものとは言えないでしょう。詩歌に冷たい風の吹きすさぶこの時代にあって、私は近代日本に生きた詩人たちが紡ぎだした魂の声に耳を傾け、その精華を本書に集大成することで、愛する日本の詩に、一つの塔を打ち立てたいと心から願うものです。この三冊を通して、詩を愛する人が一人でも増えることを、私は切望してやみません。】......『日本名詩選』1巻「はじめに」より

目次

矢田部良吉訳 グレー氏墳上感懐の詩『新体詩抄』
外山正一   抜刀隊『新体詩抄』
新声社訳   ミニヨンの歌「於母影」
       花薔薇「於母影」
国木田独歩  山林に自由存す『抒情詩』
島崎藤村   潮音『若菜集』
       初恋『若菜集』
土井晩翠   星落秋風五丈原『天地有情』
       荒城月『中学唱歌』
与謝野鉄幹  人を恋ふる歌『鉄幹子』
島崎藤村   小諸なる古城のほとり『落梅集』
       椰子の実『落梅集』
与謝野晶子  君死にたまふことなかれ『恋衣』
上田敏訳   落葉『海潮音』
       わすれなぐさ『海潮音』
       山のあなた『海潮音』
       春の朝『海潮音』
薄田泣菫   ああ大和にしあらましかば『白羊宮』
森鷗外    扣鈕『うた日記』
蒲原有明   智慧の相者は我を見て『有明集』
       茉莉花『有明集』
北原白秋   邪宗門秘曲『邪宗門』
       空に真赤な『邪宗門』
       意気なホテルの『思ひ出』
永井荷風訳  そぞろあるき『珊瑚集』
       無題『珊瑚集』
石川啄木   はてしなき議論の後『啄木遺稿』
       ココアのひと匙『啄木遺稿』
       飛行機『啄木遺稿』
北原白秋   片恋『東京景物詩及其他』
       あかい夕日に『東京景物詩及其他』
福士幸次郎  自分は太陽の子である『太陽の子』
高村光太郎  根付の国『道程』
       冬が来た『道程』
       道程『道程』
北原白秋   薔薇二曲『白金之独楽』
       ビール樽『白金之独楽』
山村暮鳥   風景『聖三稜玻璃』
萩原朔太郎  竹『月に吠える』
       蛙の死『月に吠える』
       猫『月に吠える』
       田舎を恐る『月に吠える』
千家元麿   雁『自分は見た』
室生犀星   小景異情『抒情小曲集』
       寂しき春『抒情小曲集』
堀口大学   夕ぐれの時はよい時『月光とピエロ』
西條八十   かなりや『砂金』
佐藤春夫   水辺月夜の歌『殉情詩集』
       海辺の恋『殉情詩集』
       少年の日『殉情詩集』
       秋刀魚の歌『我が一九二二年』
佐藤春夫訳  つみ草『我が一九二二年』
高橋新吉   49[皿]『ダダイスト新吉の詩』
北原白秋   落葉松『水墨集』
       露『水墨集』
知里幸恵訳  梟の神の自ら歌つた謡『アイヌ神謡集』
宮沢賢治   序『春と修羅』
       永訣の朝『春と修羅』
鈴木信太郎訳 都に雨の降るごとく『近代仏蘭西象徴詩抄』
山村暮鳥   春の河『雲』
       おなじく[雲]『雲』
北川冬彦   瞰下景『三半規管喪失』
八木重吉   草に すわる『秋の瞳』
萩原朔太郎  こころ『純情小曲集』
       旅上『純情小曲集』
       利根川のほとり『純情小曲集』
       小出新道『純情小曲集』
堀口大学訳  ミラボオ橋『月下の一群』
       地平線『月下の一群』
       シヤボン玉『月下の一群』
       耳『月下の一群』
佐藤春夫   海の若者『佐藤春夫詩集』
北川冬彦   椿『検温器と花』
       平原『検温器と花』
       ラツシユ・アワア『検温器と花』
吉田一穂   母『海の聖母』

著者プロフィール

西原 大輔(ニシハラ ダイスケ)
1967年(昭和42年)、東京に生まれる。
1989年(平成元年)、筑波大学比較文化学類卒業。
1996年(平成8年)、東京大学大学院総合文化研究科満期退学。
シンガポール国立大学、駿河台大学を経て、現在、広島大学大学院教授。学術博士。
著書に『谷崎潤一郎とオリエンタリズム』(中央公論新社、2003年)、『橋本関雪』(ミネルヴァ書房、2007年)、詩集『赤れんが』(七月堂、1997年)、『蚕豆(さんとう)集』(七月堂、2006年)、『美しい川』(七月堂、2009年)、『七五小曲集』(七月堂、2011年)、『掌(てのひら)の詩集』(七月堂、2014年)。

上記内容は本書刊行時のものです。

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