万葉集とその時代
松尾 光(著)
四六判 382頁 上製
定価 2,600円+税
ISBN 978-4-305-70477-1 C0092
在庫あり
奥付の初版発行年月 2009年04月 書店発売日 2009年04月30日 登録日 2010年02月18日
紹介
『万葉集』は歴史資料としてどこまで読めるか。虚構・仮想世界とされる文学作品も扱い方次第で見えなかった世界が見えてくる。
『万葉集』は歴史資料としてどこまで読めるか。
虚構・仮想世界とされる文学作品も見方、扱い方で見えなかった世界が見えてくる。どこが文学的創作で、どこまでが事実として歴史学的に捉えられるか。実態に即して具体的な資料として腑分けを行う。古代社会の実相と、万葉集の時代の社会の動きを捉えた意欲的な試み。
目次
■万葉歌の背景
葛城と『万葉集』
呪われた釣針
散りいそぐ恋人たち
魂の色とかたち
揺れる領巾
倭姫王をめぐる二つの謎
藤原鎌足像はどのように作られたのか
大和三山と藤原京
持統女帝の吉野行幸の狙い
長屋王の無実はいつわかったのか
万葉歌の魅力を探るー歴史からの名歌鑑賞
吉士火麻呂の母
だれが挽歌を詠んだのか
■万葉集の時代
蘇我氏の仏教入策の狙い
東国国司は何を目にしていたのか
大化新政府の財政基盤
近江京址は見つかるのか
天皇号の成立が物語る気概ム飛鳥池工房遺跡出土木簡
七世紀史と『古事記』
大藤原京は何を語りかけているか
阿部内親王の立太子
紫香楽宮はどこにあったか
四字年号の採用とその経緯
加賀郡膀示木簡の威力
■付録
今日は三角神獣鏡の日?
史料の価値には順がある
図書・情報室のジレンマ
著者プロフィール
松尾 光(マツオヒカル)
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