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中世和歌連歌の研究

伊藤 伸江(著)

A5判  349頁 
定価 7,800円+税
ISBN 978-4-305-70236-4 C3092
在庫僅少

奥付の初版発行年月 2002年01月
書店発売日 2002年01月01日
登録日 2010年02月18日

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解説

連歌の作句理論に二条派和歌の作歌理論がどのように入り継承されていったか。和歌・連歌双方の史的関連に目を向け、京極派和歌と二条良基を並列する指標として各々の特質を考察。相互の関わりを捉え直す。

紹介

連歌の作句理論に二条派和歌の作歌理論がどのように入り継承されていったか。和歌・連歌双方の史的関連に目を向け、京極派和歌と二条良基を並列する指標として各々の特質を考察。相互の関わりを捉え直す。

京極派と二条派の和歌表現、歌学を考察しそれらが二条良基の連歌論の及ぼした影響をみる。また、和歌、連歌双方の史的関連に目を向け、相互の繋がりを通時的、共時的に論ずる。

目次

第一章 京極派和歌の表現と精神[第一・二節の前に] 序説 初期京極派和歌の成立背景と時代性第一節 時間表現の模索−『為子集』『親子集』『兼行集』の意識から−第二節 続・時間表現の模索−楊梅兼行の和歌詳見−[第三節の前に] 序説 伏見天皇の政治第三節 伏見院の和歌と帝王意識[第四・五節の前に] 序説 京極派和歌と徒然草の思想第四節 『徒然草』第二十段「空のなごり」考−京極為兼の思想と徒然草−第五節 『徒然草』第百四段の筆法−王朝的章段の描きたかったもの−[第六・七節の前に] 序説 北朝の和歌−京極派と二条為定の歌題選択−第六節 康永期の京極派−『院六首歌合』の「色」「心」詠をめぐって−第七節 『延文百首』の歌題−二条為定による雑・恋題の試み−第二章 二条良基の思想[第一・二節の前に] 序説 二条良基の足取りと連歌論形成第一節 二条良基の連歌把握−『僻連抄』と『菟玖波集』から−第二節 三種の百首歌から見た良基の和歌と連歌[第三・四節の前に] 序説 二条良基と後光厳天皇と第三節 『撃蒙抄』の提唱−「詞すくなく」詠むこと−第四節 本歌・本説取と付合−『撃蒙抄』の希求する句境−[付節の前に] 序説 武士の造型とその和歌・連歌譚付節 『沙石集』巻五武士説話からの視点−『菟玖波集』への道のり−

著者プロフィール

伊藤 伸江(イトウ ノブエ)
昭和37年愛知県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専攻第1種博士課程単位取得退学。文学博士。愛知県立大学助教授。

上記内容は本書刊行時のものです。

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