梅光女学院大学公開講座
漱石を読む 梅光女学院大学公開講座論集第48集
佐藤 泰正(編)
四六判 199頁
定価 1,000円+税
ISBN 978-4-305-60249-7 C0395
品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2001年04月 書店発売日 2001年04月01日 登録日 2010年02月18日
解説
[執筆者]古井由吉/湯浅信之/宮野光男/小林慎也/石井和夫/中野新治/北川透/田中実/石崎等/佐藤泰正
紹介
[執筆者]古井由吉/湯浅信之/宮野光男/小林慎也/石井和夫/中野新治/北川透/田中実/石崎等/佐藤泰正
作家古井由吉の巻頭エッセイをはじめ、錚々たる漱石論者10名による漱石論。「坊ちゃん」「虞美人草」「三四郎」「行人」「明暗」等の作品を読み解き、テクストとしての漱石に迫る。
目次
漱石随想 古井由吉漱石における東西の葛藤−留学から『草枕』までを中心に− 湯浅信之「坊つちやん」を読む−清はどこへ行ったのか− 宮野光男漱石と朝日新聞 小林慎也人情の復活−『虞美人草』の「憐れ」− 石井和夫強いられた近代人−「夢十夜」を中心に− 中野新治〈迷羊〉の彷徨−『三四郎』の二分法− 北川透「整つた頭」と「乱れた心」−『行人』私論− 田中実『明暗』における下位主題群の考察(その二) 石崎等〈漱石を読む〉とは−あとがきに代えて− 佐藤泰正
著者プロフィール