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 西鶴と浮世草子研究 3

西鶴と浮世草子研究 第三号 特集[金銭]

谷脇 理史(編) / 杉本 好伸(編) / 杉本 和寛(編)

A5判  286頁 並製
定価 2,500円+税
ISBN 978-4-305-60203-9 C0095
在庫あり

奥付の初版発行年月 2010年05月
書店発売日 2010年05月12日
登録日 2010年04月02日

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解説

貨幣経済が浸透し、その主要な担い手となった町人層。その文芸である浮世草子には金銭にまつわる悲喜劇が描かれる。金銭、経済の問題に焦点を当て、文学・歴史研究の視点から、浮世草子の面白さ、西鶴時代の金銭の実相に迫る。

紹介

浮世草子に描かれる金銭にまつわる悲喜劇。金銭、経済の問題に焦点を当て、文学・歴史研究の視点から、西鶴時代の金銭の実相に迫る。

浮世草子に描かれる金銭にまつわる悲喜劇。金銭、経済の問題に焦点を当て、文学・歴史研究の視点から、浮世草子の面白さ、西鶴時代の金銭の実相に迫る。

目次

■付録
貨幣博物館提供
「金座絵巻」より5つの場面をカラー掲載!

■付録(1)
デジタル古地図[三原市立中央図書館協力]
古地図から見る17世紀の江戸・大坂+α
[解説]島田大助
※古地図をCDに収録

■付録(2)
元禄前後の経済生活を知るために
西鶴作品・八文字屋本の金銭用例一覧
[編]杉本好伸・杉本和寛・義田孝裕・金子奈都美
※エクセルファイルをCDに収録

■企画1
貨幣博物館で学ぶ近世の貨幣
杉本好伸
杉本和寛
藤井典子

■貨幣博物館で学ぶ近世の貨幣・偶感
「大晦日はあはぬ算用」について考える●杉本好伸

■特別寄稿
西鶴がえがいた『越後屋』の背景は『三井高利』の実行力●中村胤夫

■特集論文
1 利得の精神 貨幣的精神--貨幣化された社会の文学●竹野静雄
2 西鶴における金と色の論理--徒然草との関連を中心にして●ダニエル・ストリューブ 
3 「釈迦如来のわたくし銀」●佐伯友紀子
4 巻五の意味--『好色五人女』と金銭●木越治
5 地獄の銭は四宝銭--『西鶴伝授車』に見る銀座粛正●井上和人 

■歴史研究者から見た西鶴の時代のお金のリアリティ
1 天下統一と貨幣●本多博之
2 元禄時代の貨幣様相●深谷克己
3 西鶴と信用機構--決済と預金--●加藤慶一郎 
4 元禄期、貨幣史案内●安国良一

■読書ガイド
ここからはじめる元禄期の貨幣を知るための読書ガイド●高木久史

■投稿論文
1 「慰改て咄しの点取」考--西鶴の「物は尽し」●浜田泰彦
2 都の錦と神道講釈●山本 卓 

■追悼 谷脇理史
あらためて振り返る、「谷脇西鶴」とは何か。
「認識」と「表現」をめぐって 谷脇理史先生の西鶴研究●中嶋隆
〈谷脇西鶴〉偲び草 付〈谷脇西鶴〉のための読書案内●石塚修

■ 研究史を知る
1 『好色五人女』●南陽子
2 『武道伝来記』●佐藤智子
3 『日本永代蔵』●浜田泰彦
4 『西鶴織留』●水谷隆之
5 月尋堂●藤原英城
6 青木鷺水●藤川雅恵 

■ ブックレビュー
森田雅也『西鶴浮世草子の展開』●藤川雅恵 
『西鶴を楽しむ』シリーズ●篠原進 
  
■文献目録
西鶴と浮世草子 最新文献ガイド[平成19年版]●佐伯孝弘・菊池庸介・水谷隆之編
西鶴・浮世草子研究文献目録(稿)[昭和36年〜44年]●倉員正江編

■グローバリゼーションの中の西鶴 第3回
中国における浮世草子の翻訳・出版とその研究について●劉穎

次号、次々号予告
執筆者一覧
編集後記

著者プロフィール

谷脇 理史(タニワキ マサチカ)
1939年生。早稲田大学教授。早稲田大学大学院単位取得退学。博士(文学)。2009年8月28日歿。 著書に『好色五人女』(角川学芸出版)、『『日本永代蔵』成立論談義 回想・批判・展望』『大晦日を笑う『世間胸算用』』(清文堂出版)、『西鶴のおもしろさ 名篇を読む』(共著、勉誠出版)、『近世文学研究の新展開 俳諧と小説』(共編、ぺりかん社)など。
杉本 好伸(スギモト ヨシノブ)
1951年生。安田女子大学教授。慶應義塾大学大学院修士課程修了。
著書に『日本推理小説の源流『本朝桜陰比事』』(清文堂出版)、編著に『新編西鶴全集』(共編、勉誠出版)、『近世民間異聞怪談集成』『稲生物怪録絵巻集成』(国書刊行会)、「仮名草子・浮世草子」(全国大学国語国文学会編『日本語日本文学の新たな視座』(おうふう))など。
杉本 和寛(スギモト カズヒロ)
1965年生。東京芸術大学教授。東京大学大学院単位取得退学。博士(文学)。
『八文字屋本全集』『西沢一風全集』(共編、汲古書院)、「『御前義経記』の構想」(延廣眞治編『江戸の文事』(ぺりかん社))、「赤穂事件虚構化の方法と意味」(冨士昭雄編『江戸文学と出版メディア―近世前期小説を中心に』(笠間書院))など。

上記内容は本書刊行時のものです。

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