日本語・日本文学の研究書を中心に刊行する笠間書院の、本の販売サイトです。送料無料で直接販売いたします。クレジット決済[Paypal]のみ。ぜひご利用下さい。

 稲賀敬二コレクション

稲賀敬二コレクション6 日記文学と『枕草子』の探究 6

稲賀 敬二(著) / 妹尾 好信(編) / 竹村 信治(解説)

A5判  550頁 上製
定価 11,000円+税
ISBN 978-4-305-60076-9 C3395
在庫あり

奥付の初版発行年月 2007年12月
書店発売日 2008年01月15日

このエントリーをはてなブックマークに追加
 読書メーター  本を引用

紹介

王朝日記文学・枕草子を中心に、説話文学関係の単行本未収載の論考を収める。巻末に稲賀敬二年代別著述一覧を収録。解説・竹村信治。

国文学者、稲賀敬二(1928-2001)の仕事の全貌。斬新な『源氏物語』成立論をなし、『堤中納言』『落窪物語』『住吉物語』などの魅力的な注釈者でもあった氏の、単行本未所収の論文を集め、ジャンル別に全6巻に収めたシリーズ。豊饒にして刺激に満ちた稲賀ワールドを堪能できます。各巻には、第一線で活躍中の研究者による解説をつけました。

目次

第一部 王朝日記文学の視界

1 日記と和歌
2 母と子の絆 —『蜻蛉』の作者と道綱—
3 『紫式部日記』錯簡・零本説の再検討
4 〔コラム〕『更級日記』
5 〔コラム〕「けぶりあふにやあらむ、清見が関の浪もたかくなりぬべし」(『更級日記』)
6 『讃岐典侍日記』の生と死 —典侍腹の御子たち—
7 〔コラム〕古典文学作品研究の指針『讃岐典侍日記』・『建春門院中納言日記』

第二部 『枕草子』と周辺資料

1 『枕草子』概説 —日記実録的章段の読み方—
2 『枕草子』解題
3 『枕草子』の性格
4 『枕草子』の随想的章段
5 『枕草子』の表現
6 『枕草子』・創作動機の追及
7 源泉と影響
8 同時代の人の見た『枕草子』
9 文学史上の『枕草子』の位置
10 『枕草子』と『源氏物語』
11 「草の庵をたれか尋ねむ」からの一年 —清少納言と記憶評価の基準—
12 〔コラム〕雪の山はいつ消えたか —『枕草子』雪山の段—
13 〔コラム〕「むげに浜名の橋見ざりきや」—清少納言らしい母性愛を空想する—
14 〔コラム〕人間以上に人間的な翁丸の涙
15 〔コラム〕謎々の例題と解答例
16 〔コラム〕ある朝の印象「野分のまたの日」
17 前田家本『枕草子』は《長徳二年本》の原態を残すか
 —断片集積雑纂ノートの増殖と諸本の誕生—
18 『枕草子』—『ひろひ草』の『枕草子』など—
19 『越後在府日記』(『ひろひ草』)所載『枕草子抜書』解説
20 『枕草子』研究史(昭和三十年まで)
21 〔コラム〕故実読みにはどのようなものがあるか
22 〔コラム〕『枕草子』の章段はテキストによってどう違うか

第三部 説話とその展開

23 中世数奇者の「知」と現実 —「漢竹の笛」の彼方—
24 「執」と「数奇」との間
25 〔コラム〕千年昔の処方箋
26 王朝の説話と犀星
27 〔コラム〕『大鏡』の裏書とは何か

第四部 学問領域の展望

28 国文学時評(中古文学)
29 昭和三十七年度国語国文学界の展望(中古文学)
30 平安朝文学の近刊書 —著者の横顔—
31 芳賀矢一講「文学史」聞書ノート・資料紹介
32 面接口述試問の上手なかけひき
33 私の卒業論文「寝覚・浜松研究 —比較論的基礎に就いて—」
33 多様な研究領域と松尾先生 —『浜松』・『寝覚』・『堤』・『落窪』・散逸物語など—

《附録》 稲賀敬二著述一覧

版元から一言

全6巻のシリーズ、完結しました!

著者プロフィール

稲賀 敬二(イナガ ケイジ)
1928年生。国文学者。広島大学名誉教授。専門分野は、中古文学(とくに「源氏物語」)。2001年没。
妹尾 好信(セノオ ヨシノブ)
1958年生。広島大学大学院文学研究科准教授。専門分野は、古代中世国文学(とくに平安時代の和歌・物語等の和文作品)。
竹村 信治(タケムラ シンジ)
1955年生。広島大学大学院教育学研究科教授。専門分野は、日本古典文学研究 , 教科教育(とくに日本中古中世説話文学)。

上記内容は本書刊行時のものです。

ご注文はこちらから

11,000円(税抜)

在庫あり

送料無料

PayPalを利用して直接購入

購入手順のご案内
発売前の商品をカートに追加し購入決済することもできますが、発送は発売日後となりますのでご了承ください。