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 稲賀敬二コレクション

稲賀敬二コレクション4 後期物語への多彩な視点

稲賀 敬二(著) / 妹尾 好信(編) / 久下 裕利(解説)

A5判  366頁 上製
定価 8,000円+税
ISBN 978-4-305-60074-5 C3395
在庫あり

奥付の初版発行年月 2007年10月
書店発売日 2007年10月25日

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紹介

国文学者、稲賀敬二(1928-2001)の仕事の全貌。斬新な『源氏物語』成立論をなし、『堤中納言』『落窪物語』『住吉物語』などの魅力的な注釈者でもあった氏の、単行本未所収の論文を集め、ジャンル別に全6巻に収めたシリーズ。豊饒にして刺激に満ちた稲賀ワールドを堪能できます。各巻には、第一線で活躍中の研究者による解説をつけました。

目次

序 平安後期物語素描

1 平安後期の物語

第一部 『寝覚』『浜松』『狭衣』の世界

2 形式的処理による一つの場合 —『寝覚』『浜松』に関して—
3 形式的処理の一死角 —『浜松中納言物語』をめぐって—
4 『寝覚』『浜松』の位置 —位置づけの前提条件の一考察—
5 『寝覚』『浜松』の表現 —その一、髪の描写語彙の相異—
6 〔コラム〕『夜の寝覚』の中の君 —悩み続けて生きる宿世の一生—
7 平安後期物語の新しさはどこにあるか —『寝覚』執筆時に意図された「新しさ」—
8 後期物語は『源氏物語』の亜流か —「寝覚の広沢の准后」と「源氏の准太上天皇」—
9 『浜松中納言物語』—平安後期文学の作品研究—
10 〔コラム〕『浜松中納言物語』の〈大君〉—〈転生〉の壁を静かに越える—
11 〔研究書紹介〕小松茂美著『校本浜松中納言物語』池田利夫編『浜松中納言物語索引』
12 〔研究書紹介〕鈴木弘道著『寝覚物語の基礎的研究』
13 東宮実仁親王の死は『狭衣物語』を変貌させたか
 —物語前史としての「源氏のおとど」の物語—
14 堀川関白は幼帝補佐の摂政を経験した —『狭衣物語』作者の政治史認識—
15 〔コラム〕古典文学作品研究の指針『とりかへばや物語』

第二部 進化する『堤中納言物語』論

16 『堤中納言物語』解説(その1)
17 〔コラム〕作者との対話
18 『堤中納言物語』解説(その2)—『堤中納言物語』の成立の謎をとく—
19 〔コラム〕主人公たちの情報収集
20 『堤中納言物語』解説(その3)—十編の集合とその完成まで—
21 〔コラム〕実名の人物から修飾型命名へ —『落窪物語』と『堤中納言物語』の間—
22 「花桜折る少将」の光遠、季光、光季 —勝手な読みの功罪—
23 「逢坂越えぬ権中納言」と「琵琶行」—その作者についての臆説—
24 平安末期物語の遊戯性 —短編物語クイズ論—
25 『堤中納言物語』の短編的手法 —順・中務・景明—
26 物語の系列化集合論と『堤中納言物語』の段階的形成過程・仮説
—道長の時代から頼通の時代へ—

著者プロフィール

稲賀 敬二(イナガ ケイジ)
1928年生。国文学者。広島大学名誉教授。専門分野は、中古文学(とくに「源氏物語」)。2001年没。
妹尾 好信(セノオ ヨシノブ)
1958年生。広島大学大学院文学研究科准教授。専門分野は、古代中世国文学(とくに平安時代の和歌・物語等の和文作品)。
久下 裕利(クゲ ヒロトシ)
1949年生。昭和女子大学教授。専門分野は、王朝物語文学(とくに「狭衣物語」の本文研究)。

上記内容は本書刊行時のものです。

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