万葉集と神仙思想

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　笠間叢書

万葉集と神仙思想

林田正男（著）

A5判　496頁　
定価　13,000円＋税
ISBN　978-4-305-10330-7　C3392
在庫僅少

奥付の初版発行年月　1999年10月
書店発売日　1999年01月01日
登録日　2010年02月18日

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本を引用

解説

道教の中心的教説・神仙思想と『万葉集』が濃密な影響関係にあることを初めて実証した画期的労作。上代文学と神仙思想の影響は歴史学の部分的な考察に止まっていたが、本書はその文学を正面から多角的に究明。

紹介

「万葉集」を中心とした上代の日本文学を東アジア的視点で考察。さらに当時の海外文物輸入の門戸であった筑紫（太宰府）という地域からの視座で研究。道教による神仙思想の享受と影響およびその概観など文芸面を主に考察する。

第一章　上代文学と神仙思想序論１　道教と神仙思想２　神仙思想の伝播３　三角縁神獣鏡４　まとめ第二章　神仙思想と万葉びと序論１　懐風藻と神仙思想２　万葉集と神仙思想３　天武・持統朝と神仙思想４　長屋王と神仙思想５　まとめ第三章　神仙思想と筑紫序論１　隼人の乱２　隼人の乱拾遺３　大伴氏の伝承４　香椎廟と大伴旅人５　大伴坂上郎女の下向６　まとめ第四章　神仙思想と作家・作品序論１　万葉集筑紫歌壇２　歌壇の性格３　松浦川の歌４　松浦仙媛の歌５　帥老派の文学６　続二つの生７　惑へる情を反さしむる歌８　まとめ第五章　大陸に架ける橋序論１　万葉集四つの船２　筑紫館と遣唐使結３　筑紫館と万葉歌４　まとめ第六章　万葉集と農耕序論１　万葉集と稲作２　万葉集と五穀３　万葉集と果実４　万葉びとの旅５　万葉びとのくらし６　まとめ第七章　終章

著者プロフィール

林田　正男（ハヤシダマサオ）

上記内容は本書刊行時のものです。

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