笠間 WEB SHOP

注文方法 : お求めの書籍の書影をクリックしてください。
1.最寄りの書店からご注文 2.各種ネット書店からご注文 3.弊社からご注文(①宅配便(送料有料) ②PayPalを利用(送料無料))

 昭和文学研究 8

昭和文学研究 第80集

昭和文学会編集委員会(編)

A5判  228頁 並製
定価 4,200円+税
ISBN 978-4-305-00380-5 C3393
在庫あり

書店発売日 2020年03月31日
登録日 2020年03月09日

このエントリーをはてなブックマークに追加
 読書メーター  本を引用

紹介

昭和期の文学を中心とする近現代文学の研究を対象とした学会誌。従来、会員以外は入手困難でしたが、通常の書籍同様、書店にてご注文いただけるようになりました。年2回刊行。定期ご購入をご希望の場合は入会されると金額的にお得です(年会費7000円、入会金1000円)。

目次

【特集 元号と文学】
「昭和文学」の輪郭――「元号」が規定したもの/隠蔽したもの 島村輝
転向問題の分水嶺としての「昭和三十年代」──吉本隆明と中野重治── 廣瀬陽一
元号と文学―天皇制と文学― 綾目広治
転形期としての一九八九年と元号問題 坪井秀人
「元号」に規定される想像力――アーバンギャルド『昭和九十年』の鑑賞技術―― 広瀬正浩
【論文】
切断の諸相――豊島与志雄「近代伝説」論── 河内美帆
三島由紀夫「朝倉」論 福田涼
吉本隆明の『四季』派批評――批判と"和解"を中心に 安智史
解放者の欺瞞――開高健「裸の王様」と創造主義美術教育運動 山田宗史
未完の関係性のために――安部公房「人魚伝」論 岩本知恵
〈男らしさ〉からの疎外の果てに――安部公房『砂の女』論 片野智子
遠藤周作「爾も、また」論――「外国文学者」の異文化認識 木村友彦
【研究動向】
戦争詩 林浩平
中間小説 小嶋洋輔
【研究展望】
一九八〇年代の橋本治 跡上史郎
出版オルタナティヴの新世代 山中剛史
【書評】
坪井秀人編『戦後日本を読みかえる』 五味渕典嗣
太田代志朗・田中寛・鈴木比佐雄 編『高橋和己の文学と思想──その〈志〉と〈憂愁〉の彼方に』 安西晋二
黒田俊太郎編『「鏡」としての透谷 表象の体系/浪漫的思考の系譜』 山崎義光
宮越勉著『志賀直哉 芸術小説を描き続けた文豪』 永井善久
片山倫太郎著『川端康成 官能と宗教を志向する認識と言語』 三浦卓
中川成美・村田裕和編『革命芸術プロレタリア文学運動』 竹内栄美子
信時哲郎著『宮沢賢治「文語詩稿 一百篇」評釈』 大塚常樹
水溜真由美著『堀田善衛 乱世を生きる』 陳童君
目野由希著『日本ペン倶楽部と戦争――戦前期日本ペン倶楽部の研究』 山本亮介
大石沙都子著『堀辰雄がつなぐ文学の東西 不条理と反語的精神を追求する知性』 飯島洋
千葉一幹著『現代文学は「震災の傷」を癒やせるか──3・11の衝撃とメランコリー』 松村良
【新刊紹介】
日本近代文学会関西支部編集委員会編『〈異〉なる関西』 浅野
綾目広治著『西川徹郎研究叢書 第1巻 惨劇のファンタジー 西川徹郎 十七文字の世界藝術』 水川
康潤伊・鈴木宏子・丹野清人編著『わたしもじだいのいちぶです 川崎桜本・ハルモニたちがつづった生活史』 浅野
岡村知子・榎木久薫・佐々木友輔編著『戦後NHK鳥取放送局 ローカルラジオドラマ脚本集』 中谷
倉敷市・薄田泣菫文庫調査研究プロジェクトチーム編『薄田泣菫読本』 疋田
高木伸幸編『井上靖未発表初期短篇集』 渡部
大木志門・掛野剛史・高橋孝次編『水上勉の時代』 宮内
筒井清忠編『昭和史講義【戦前文化人篇】』 中村

著者プロフィール

昭和文学会編集委員会(ショウワブンガクヘンシュウイインカイ)

上記内容は本書刊行時のものです。

ご注文方法

4,200円(税抜)

在庫あり

最寄りの書店からご注文

紀伊國屋書店(新宿本店)旭屋倶楽部三省堂書店・岩波ブックセンター有隣堂 | 東京都書店案内

弊社からご注文

(1) 宅配便(送料有料)

住所・氏名・電話番号を明記の上、直接下記宛にご注文ください。宅配便にて発送いたします。送料は500円を承ります(2kg以上のもの、北海道・四国・九州・沖縄・海外へのご発送は実費を頂きます)。お支払方法は、書籍に同封の郵便払込用紙(00110-1-56002)にてお支払い(ご注文金額によっては、先払いをお願いすることもございます)をお願い致します。

(2) PayPalを利用(送料無料)
 ※海外への発送はご利用いただけません.
購入手順のご案内
発売前の商品をカートに追加し購入決済することもできますが、発送は発売日後となりますのでご了承ください。