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 昭和文学研究 7

昭和文学研究 第74集

昭和文学会編集委員会(編)

A5判  248頁 並製
定価 4,200円+税
ISBN 978-4-305-00374-4 C3393
在庫僅少

奥付の初版発行年月 2017年03月
書店発売日 2017年03月24日
登録日 2017年03月07日

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解説

昭和期の文学を中心とする近現代文学の研究を対象とした学会誌。年2回(9月・3月)刊。定期購入の場合は入会されると金額的にお得です(年会費7000円、入会金1000円)。http://www.swbg.org/

紹介

昭和期の文学を中心とする近現代文学の研究を対象とした学会誌。年2回刊行。論文・研究動向・研究展望・書評・新刊紹介を収録。

●昭和期の文学を中心とする近現代文学の研究を対象とした学会誌。従来、会員以外は入手困難でしたが、通常の書籍同様、書店にてご注文いただけるようになりました。年2回刊行。定期ご購入をご希望の場合は入会されると金額的にお得です(年会費7000円、入会金1000円)。昭和文学会●公式サイトはこちら
http://swbg.org/wp/

目次

【特集 〈マルクス主義〉という経験】
浮遊の表象─近藤東と「カタカナ」詩の問題を中心に─●鈴木貴宇
〈転形期〉の混沌(カオス)から─小林多喜二と小樽の若き〈マルクス主義〉者たち─●島村輝
文体と〈マルクス主義〉─初期・太宰治におけるテクスト様式の成立─●中村三春
アフリカからアジアをみる─日中戦争期の保田與重郎とマルクス主義民族論─●西村将洋
横断する作家像─山本有三像の流通とその行方─●平浩一
孤独なマルクス主義者の彷徨─花田清輝「ルネッサンス的人間の探究」の一断章─●菅本康之
プロレタリア文学から戦後文化運動へ─中野重治・本多秋五・花田清輝─●竹内栄美子
大江健三郎「死者の奢り」におけるサルトル受容─粘つく死者の修辞(レトリック)─●高橋由貴

【論文】
〈起源〉のシミュレーション─坂口安吾「保久呂天皇」の射程─●山路敦史
著作物の問題から再考する井伏鱒二『黒い雨』事件─記録/文学としての『重松日記』─●大木志門
越境の産物に触れること─茅野裕城子「韓素音の月」論─●泉谷瞬
柳美里『8月の果て』における非-「本名」─創氏改名の陰としての号と源氏名─●康潤伊

【研究動向】
宇野浩二●増田周子
尾崎翠●川崎賢子
高見順●小林敦子
野間宏●橋本あゆみ

【研究展望】
〈戦後文学ブームの余波〉の黄昏に佇んで─文学研究の商品的価値のゆくえ─●金子明雄
作家研究と年譜─『川端康成詳細年譜』を刊行して─●深澤晴美
産官学民が協働する「場」に関わって─『倉敷市蔵 薄田泣菫宛書簡集』全三巻完結─●庄司達也

【書評】
立尾真士著『「死」の文学、「死者」の書法 椎名麟三・大岡昇平の「戦後」』●関塚誠
梶尾文武著『否定の文体 三島由紀夫と昭和批評』●柴田勝二
能地克宜著『犀星という仮構』●須田久美
安西晋二著『反復/変形の諸相 澁澤龍彥と近現代小説』●水川敬章
飯島洋著『虚構の生 堀辰雄の作品世界』●渡部麻実
飯田祐子著『彼女たちの文学 語りにくさと読まれること』●生方智子
大木志門著『徳田秋聲の昭和 更新される「自然主義」』●梅澤亜由美
北川秋雄著『佐多稲子研究(戦後篇)』●鳥木圭太
木村功著『病の言語表象』●川津誠
林廣親著『戯曲を読む術 戯曲・演劇史論』●松本和也
矢澤美佐紀著『女性文学の現在 貧困・労働・格差』●小林美恵子
副田賢二著『〈獄中〉の文学史 夢想する近代日本文学』●大原祐治

【新刊紹介】
奥山文幸著『幻想のモナドロジー 日本近代文学試論』
有元伸子・久保田裕子編『21世紀の三島由紀夫』
日本近代文学会関西支部編『作家/作者とは何か テクスト・教室・サブカルチャー』
西田谷洋編『女性の語り/語られる女性 日本近現代文学と小川洋子』
山内祥史著『若き日の日野啓三 昭和二十年代の文業』
尾崎翠フォーラム実行委員会編『尾崎翠を読む 講演編Ⅰ、講演編Ⅱ』
尾崎翠フォーラム実行委員会編『尾崎翠を読む 新発見資料・親族寄稿・論文編』
西日本女性文学研究会編『西日本女性文学案内』
倉敷市編『倉敷市蔵 薄田泣菫宛書簡集 文化人篇』
中村三春編『映画と文学 交響する想像力』
二瓶浩明著『佐伯一麦研究参考文献目録』
森晴雄著『川端康成『掌の小説』論 「雪」「夏の靴」その他』
佐藤公一著『小林秀雄のリアル 創造批評の《受胎告知》』
真銅正宏著『触感の文学史 感じる読書の悦しみかた』

著者プロフィール

昭和文学会編集委員会(ショウワブンガッカイヘンシュウイインカイ)
●昭和期の文学を中心とする近現代文学の研究を対象とした学会誌。従来、会員以外は入手困難でしたが、通常の書籍同様、書店にてご注文いただけるようになりました。年2回刊行。定期ご購入をご希望の場合は入会されると金額的にお得です(年会費7000円、入会金1000円)。
昭和文学会●公式サイトはこちら
http://swbg.org/wp/

上記内容は本書刊行時のものです。

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