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 高岡市万葉歴史館論集 1

美の万葉集 高岡市万葉歴史館論集15

高岡市万葉歴史館(編) / 井ノ口 史(著) / 岩下 武彦(著) / 小川 靖彦(著) / 小野 寛(著) / 垣見 修司(著) / 近藤 信義(著) / 坂本 信幸(著) / 新谷 秀夫(著) / 関 隆司(著) / 田中 夏陽子(著) / 森 朝男(著)

四六判  356頁 上製
定価 2,800円+税
ISBN 978-4-305-00245-7 C1392
在庫あり

奥付の初版発行年月 2012年03月
書店発売日 2012年04月02日
登録日 2012年03月12日

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解説

万葉びとは何を「美」と捉え、歌にしたのか。歌われた自然・人・ことばを手がかりに、歌集としての構成や配列の美しさなども視野に入れ、万葉集が内包する古代人の考え抜いた美を探る。全11編の論考から探る書。

紹介

万葉びとは何を「美」と捉え、歌にしたのか。自然・人・ことばを手がかりに、万葉集が内包する美を、全11編の論考から探る。

万葉びとは何を「美」と捉え、歌にしたのか。
歌われた自然・人・ことばを手がかりに、歌集としての構成や配列の美しさなども視野に入れ、万葉集が内包する古代人の考え抜いた美を探る。全11編の論考から探る書。

目次

万葉集の「美」について●坂本信幸
一 はじめに/二 「美」の字義と用法/三 万葉歌における「美」/四 題詞の「美」/五 左注の「美」/六 「美人」の訓み

「天離る夷」考ー都の美と夷の情とー●岩下武彦
一 はじめに/二 「天離る夷」の情/三 近江荒都歌の場合/四 羈旅歌の場合/五 人麻呂の「天離る夷」/六 おわりに

ことばの「美」--序詞 ー用語「序」の発見をめぐってー●近藤信義
一 はじめに/二 「序」について/三 古代の認識から/四 中世の認識から/五 近世の認識から/六 おわりに

さびしからずや道を説く君ー天平感宝元年の家持をめぐってー●新谷秀夫
一 はじめに/二 「道を説く」家持/三 家持の「われ男の子」/四 「ますらを」の本音/五 「もだえの子」家持/六 さいごに

女歌の美ー大伴坂上郎女の言葉●井ノ口 史
一 はじめにーー「愛しき言」/二 「佐保の川門」/三 四季折々の歌ーー春、夏、秋/四 「梅の初花」/五 彩り/六 母と娘/七 終わりにーー歌人・大伴坂上郎女

藤波の美の誕生ー大伴家持「布勢の水海」遊覧歌ー●田中 夏陽子
一 近代歌人たちの評価/二 葛と藤/三 紫藤/四 「布勢の水海」遊覧の歌/五 生成された藤波の美

風土の美をうたう●関 隆司
一 はじめに/二 大和しうるはし/三 国ぼめ歌/四 美しい風景/五 家持の工夫

天象の美●垣見修司
一 はじめに/二 天象の範疇/三 天の美・星の美/四 日の美/五 月の美/六 雲の美/七 風の美/八 雨の美/九 雪の美/十 露の美/一一 霜の美/一二 霧の美/一三 霞の美/一四 おわりに

赤人・ことばの美的整斉●森 朝男
一 赤人歌の美的構成法1(玉津島離宮歌の場合)/二 赤人歌の美的構成法2(辛荷の島羈旅歌の場合)/三 美的表現の根拠としての平城古代都市/四 明日香古京の歌の表現美/五 赤人歌における羈旅と恋/六 美的自然と恋情ーー平安和歌の美意識へ

大伴家持の美ー巻十九巻頭越中秀吟ー●小野 寛
一 はじめに/二 時間の秩序/三 植物と動物/四 桃の花の歌/五 李の花の歌/六 花ー鳥の構成

萬葉集古写本の美ー藍紙本萬葉集についてー●小川靖彦
一 調度本としての萬葉集古写本/二 平安時代の萬葉集古写本/三 藍紙本の料紙装飾(藍紙本の復元)/四 巻第九の原姿(藍紙本の復元)/五 藍紙本の「美」

編集後記
執筆者紹介

著者プロフィール

高岡市万葉歴史館(タカオカシマンヨウレキシカン)
越中国守大伴家持ゆかりの富山県高岡市にある万葉集の博物館。企画展示以外に上代文学関連の五万件近い図書や論文を公開。行事・刊行物・観光情報やデータライブラリーなどがある。
井ノ口 史(イノグチ フミ)
1970年京都府生、奈良女子大学大学院修了、同志社大学嘱託講師。博士(文学)。『セミナー萬葉の歌人と作品』(分担執筆・和泉書院)、「戯歌を作りて問答をなせり」(『萬葉』一九七号)ほか。
岩下 武彦(イワシタ タケヒロ)
1946年熊本県生、東京大学大学院修士課程修了、中央大学文学部教授。『柿本人麻呂作品研究序説』(若草書房)、「人麻呂の吉野讃歌試論」(「国語と国文学」59巻11号)ほか。
小川 靖彦(オガワ ヤスヒコ)
1961年栃木県生、東京大学大学院博士課程単位取得満期退学、青山学院大学文学部教授。博士(文学)。『萬葉学史の研究』(おうふう)、『万葉集 隠された歴史のメッセージ』(角川学芸出版)ほか。
小野 寛(オノ ヒロシ)
1934年京都市生、東京大学大学院修了、駒澤大学名誉教授、高岡市万葉歴史館特別顧問。『新選万葉集抄』(笠間書院)、『大伴家持研究』(笠間書院)、『孤愁の人大伴家持』(新典社)、『万葉集歌人摘草』(若草書房)、『上代文学研究事典』(共編・おうふう)、『萬葉集全注巻第十二』(有斐閣)、『万葉集をつくった大伴家持大事典』(編著・笠間書院)ほか。
垣見 修司(カキミ シュウジ)
1973年兵庫県生、関西大学大学院修了、高岡市萬葉歴史館研究員。博士(文学)。「長歌の字足らず句―記紀歌謡から万葉へ―」(『叙説』37号)、「『万葉集』と古代の遊戯―双六・打毬・かりうち」(『唐物と東アジア 舶載品をめぐる文化交流史』勉誠出版)ほか。
近藤 信義(コンドウ ノブヨシ)
1938年東京都生、國學院大學大学院博士課程修了、國學院大學大学院客員教授、立正大学名誉教授。博士(文学)。『枕詞論―古層と伝承』(おうふう)、『音喩論―古代和歌の表現と技法』(おうふう)、『万葉遊宴』(若草書房)ほか。
坂本 信幸(サカモト ノブユキ)
1947年高知県生、同志社大学大学院修士課程修了、高岡市万葉歴史館館長、奈良女子大学名誉教授。『万葉事始』(共著・和泉書院)、『セミナー万葉の歌人と作品(全12巻)』(共編著・和泉書院)、『萬葉集 CD-ROM版』(共編・塙書房)、『萬葉拾穂抄影印翻刻(全4冊)』(共著・塙書房)、『萬葉集電子総索引(CD-ROM版)』(共編・塙書房)ほか。
新谷 秀夫(シンタニ ヒデオ)
1963年大阪府生、関西学院大学大学院修了、高岡市万葉歴史館総括研究員。『万葉集一〇一の謎』(共著・新人物往来社)、『越中万葉うたがたり』(私家版)、「藤原仲美と『萬葉集』」(「美夫君志」60号)、「「挹乱」改訓考」(『萬葉語文研究』第4集)ほか。
関 隆司(セキ タカシ)
1963年東京都生、駒澤大学大学院修了、高岡市萬葉歴史館主任研究員。「大伴家持が『たび』とうたわないこと」(『論輯』22)、「藤原宇合私考(一)」(「高岡市万葉歴史館紀要」第11号)ほか。
田中 夏陽子(タナカ カヨコ)
1969年東京都生、昭和女子大学大学院修了、高岡市萬葉歴史館主任研究員。「武蔵国防人の足柄坂袖振りの歌」(「高岡市万葉歴史館紀要」17号)、「万葉集におけるよろこびの歌」(同20号)ほか。
森 朝男(モリ アサオ)
1940年東京都生、早稲田大学大学院修了、フェリス女学院大学名誉教授。博士(文学)。『古代和歌の成立』(勉誠出版)、『恋と禁忌の古代文芸史』(若草書房)、『古歌に尋ねよ』(ながらみ書房)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。

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