コレクション日本歌人選 6
藤原俊成
渡邉 裕美子(著/文 他)
四六判
定価 1,300円+税
ISBN 978-4-305-70903-5 C0092
在庫あり
書店発売日 2018年12月14日 登録日 2018年11月06日
解説
古典主義的立場から幽玄の理念を樹立した平安歌人。中世和歌の出発点を築いた第一人者。定家の父であり、新古今歌風開花に大きな役割を果たした大歌人。
紹介
中世和歌の出発点を築いた第一人者。定家の父であり、新古今歌風開花に大きな役割を果たした大歌人。
名は「としなり」とも。平安・鎌倉初期の歌人・歌学者。定家の父、為家の祖父。後白河の命により、1188(文治4)年75歳の『千載集』の撰進で名実ともに第一人者となる。平安末、歌壇は旧来の単純な主知的手法に行き詰まりが生じたが、俊成は古典摂取の詠作手法を開拓して、克服した。彼は単純な叙情詩人だったのではなく、歌論の指導者でもあった。清心温雅な幽玄体の歌を樹立。御子左家の基を築く。歌論『古来風体抄』歌集『長秋詠藻』など。
著者プロフィール
渡邉 裕美子(ワタナベ ユミコ)
1961年生。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程退学(研究指導修了による)。現在、立正大学文学部教授。博士(文学)。
主な著書に『平家公達草紙』(共著、笠間書院)『歌が権力の象徴となるとき―屏風歌・障子歌の世界―』(角川学芸出版)『新古今時代の表現方法』(笠間書院)『最勝四天王院障子和歌全釈』(風間書房)など。 上記内容は本書刊行時のものです。
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