松尾聰遺稿集
松尾 聰(著)
四六判 300頁
定価 2,800円+税
ISBN 978-4-305-70205-0 C3093
在庫僅少
奥付の初版発行年月 2001年03月 書店発売日 2001年03月01日
登場する十二人の女性達、実は幸福だった人はひとりもいなかった 紫式部はなぜそう書かなければならなかったか? 成立事情・構成他、女性を通して『源氏』の読み方を問い直す。本稿他、源氏関係稿収載。
平安時代文学研究に多大の功績を残した松尾聡の遺稿をまとめる。2巻には、「不幸」な源氏物語の女性たちに焦点を当てた「源氏物語」論ほか、往復書簡、随想、追悼文、年譜などを収録する。
『源氏物語』−不幸な女性たち(付)不幸な女性たち女性の嫉妬−光源氏をめぐる女性たち冗言補説源氏物語 小論源氏物語の本文夕顔の巻の「心あてにそれかとぞ見る」の歌の「それ」は誰をさすか「むらさき」巻頭言ある読者との往復書簡−『源氏物語』の「侍り」「侍る」、「御」の読み方随想 出会い 別れ 回顧一高生時代前後K(薫)の死『全釋源氏物語全十五巻』著者のことば毎日をベートーヴェンと「習字」の思い出昔話−昭和十年代のこと阿部(俊子)先生のこと回想−学習院との御縁のつきはじめから国文科事始覚書はがきも書かない若者たち随想−教室での三島由紀夫杉敏介先生とのめぐりあい−真正の学問を悟らされるよしなしごと一代記−外祖父・外祖母のこと追悼文 追憶小高敏郎氏への弔辞小高さんを悼む一つ二つの思い出(追悼・鈴木知太郎さん)前社長(笠間書院)池田猛雄さんのこと追憶・麻生磯次先生近藤(忠義)さんと私追悼宮本三郎先生思い出すままに(三条西公正氏追悼)偲びまつる(小西謙先生)もう一つの偉大なお仕事(田中重太郎さん追悼)弔辞・山岸徳平先生玉上琢彌氏死去へのおくやみ状付『源氏物語』五十四帖の梗概松尾聡 略年譜
在庫僅少
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