日本語はなぜ変化するか 母語としての日本語の歴史
小松 英雄(著)
四六判 290頁
定価 2,400円+税
ISBN 978-4-305-70184-8 C0081
品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1999年01月 書店発売日 1999年01月01日 登録日 2010年02月18日
紹介
日本人は日本語をどれほど巧みに使いこなしているか。ダイナミックに運用されてきた日本語を根源から説きおこし、日本語の進化の歴史をあきらかにする。
目次
第Ⅰ部母語についての認識—日本人と日本語1 日本語の〈ゆれ〉と〈乱れ〉2 原日本語の形成—日本語は日本で生まれた3 社会の変化と日本語の進化第Ⅱ部日本語はどのように変化してきたか—変化の動因 変化のパターン4 ユの時代Ⅰ—助動詞ユの形成5 ユの時代Ⅱ—適用範囲の拡大6 ルの時代—自然生起からの非作動へ7 ルルの時代—終止形による連体形の吸収8 レルの時代—二段活用からルレ活用へ9 尊敬用法の変転—助動詞ル ルル レルの尊敬用法10 可能動詞の形成Ⅰ—可能動詞カケル ヨメルの形成11 可能動詞の形成Ⅱ—レル型可能動詞コレル ミレルの形成補説
著者プロフィール