国語史学基礎論 増訂新装版
小松 英雄(著)
A5判
定価 8,738円+税
ISBN 978-4-305-70146-6 C3095
品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1994年10月 書店発売日 1994年01月01日 登録日 2010年02月18日
紹介
〈国語史研究〉の方向を修正して、文献学的精神を基調とするところの《国語史学》を新たに建設しようという、叫びこそが、本書である。結果、『言語学原論』『国語学原論』他、いわゆる名著の負の影響にも筆は及ぶ。
→『国語史学基礎論 2006簡装版』
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-70338-5.html
目次
序論 国語史研究とその方法(一)本論 方法とその実践−『古事記』の声注を資料として−第Ⅰ部 予備的研究第1章 声注についての考察第2章 神名の用字原理についての考察第3章 訓注の機能についての考察第4章 声注の機能についての考察間章 予備的研究から国語史学的研究へ第Ⅱ部 国語史学的研究第5章 奈良時代の日本語の語調体系についての研究終論 国語史研究とその方法(二)付論 国語史学史の一問題−ふたつの〈原論〉とそれらのおよぼした影響−補論 上東型名詞存否論の帰結
著者プロフィール