梅光女学院大学公開講座
文学における狂気 梅光女学院大学公開講座論集第31集
佐藤 泰正(編)
B6判 177頁
定価 1,000円+税
ISBN 978-4-305-60232-9 C3395
品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1992年06月 書店発売日 1992年06月01日 登録日 2010年02月18日
解説
[執筆者]松浦義夫/朱雀成子/広岡義之/宮野祥予/松崎仁/藪禎子/北川透/木股知史/宮野光男/佐藤泰正
紹介
[執筆者]松浦義夫/朱雀成子/広岡義之/宮野祥予/松崎仁/藪禎子/北川透/木股知史/宮野光男/佐藤泰正
作家における〈狂気〉とはその資質か、宿命の血か、あるいは作品をつらぬく方法として存在するのか。シェイクスピア、北村透谷、萩原朔太郎を例にとり、その世界について語る。
目次
預言と狂気のはざま−聖書の中のエクスタティカー(熱狂者)− 松浦義夫シェイクスピアにおける狂気−魔女、狂女− 朱雀成子近代非合理主義運動の功罪−O・F・ボルノーの「生の哲学」理解に即しつつ− 広岡義之G・グリーン『おとなしいアメリカ人』を読む−危険な無邪気− 宮野祥子狂気と江戸時代演劇 松崎仁北村透谷−「疎狂」の人− 藪禎子萩原朔太郎の「殺人事件」−〈探偵・恋人・犯人〉三角関係論− 北川透狂人の手記−『野火』をめぐって− 木股知史森内俊雄文学のなかの〈狂気の女〉−「幼き者は驢馬に乗って」から始まって− 宮野光男〈文学における狂気〉とは−あとがきに代えて 佐藤泰正〔佐藤/泰正/編(さとう/やすまさ)〕〔松浦/義夫/(まつうら/よしお)〕〔朱雀/成子/(すざく/しげこ)〕〔広岡/義之/(ひろおか/よしゆき)〕〔宮野/祥予/(みやの/しょうこ)〕〔松崎/仁/(まつざき/じん)〕〔藪/禎子/(やぶ/てい)〕〔北川/透/(きたがわ/とおる)〕〔木股/知史/(きまた/ともふみ)〕〔宮野/光男/(みやの/みつお)〕〔佐藤/泰正/(さとう/やすまさ)〕
著者プロフィール