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 笠間叢書

中世日本語論攷

坂詰力治(著)

A5判  468頁 上製
定価 12,500円+税
ISBN 978-4-305-10376-5 C3381
在庫僅少

奥付の初版発行年月 2011年02月
書店発売日 2011年03月18日
登録日 2011年01月19日

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紹介

記述的研究に基づく中世日本語論考集。史料的価値を見直した既存の文献資料を用い、音韻・語彙・語法などから中世語を検討してゆく。

記述的研究に基づく、中世日本語論考集。

史料的価値の見直しを経た既存の文献資料を用い、
古代語から近代語への過渡期であり変化に富む中世語を、
音韻・語彙・語法や、使用法、時代的観点から検討してゆく。

目次

序章 中世日本語研究の意義と方法

第一章 語義・語形変化
一 形容詞「いか(厳)し」の消長
  --「いかめし」「いかめい」との関連から--
二 語義変化に関する考察--動詞「たく(長・闌)」について--
三 「つれ(連)」考--その語義編かを中心に--
四 「なのめならず」考--「なのめなり」の語形態と語義の変化
五 半井本『保元物語』に見る漢語二題--「洩奏」「物怪(勿怪)」--
六 意味の混同と語形の揺れ--『論語抄』に見える語をとおして--
七 『長恨歌抄』に見える「まいけれども」をめぐって
 --接続助詞「けれども」の成立説を検証する--

第二章 語法史
一 副詞「ふつに」「ふつと」考
二 副詞「かま(構)ひて」は「かま(構)へて」の音転か
三 動詞に助詞「て」を付して転成した副詞
  --「わき(分)て」と「わけ(分)て」を中心に--
四 中世における助動詞の接続用法に関する一考察
  --終止形接続の助動詞「まじ」「らん」「べし」を中心に--
五 中世の語法より見た半井本『保元物語』
六 接続助詞的用法としての「定(ヂヤウ)」と「条(デウ)」
七 形式名詞から接続助詞的用法へ--「〜うへ(上)は」を中心に--

第三章 文字・表記
一 半井本『保元物語』の漢字の用法について--名詞語彙を中心に--
二 半井本『保元物語』の用字法--借字表記を中心に--
三 仮名遣いより見た半井本『保元物語』
  --内閣文庫(独立行政法人国立公文書館)本と文保本との比較を通して--
四 東洋大学図書館蔵「源氏物語『はゝき木』」の仮名遣い

第四章 鶏助
一 日本語資料としての説話集--『発心集』の語彙を中心として--
二 『発心集』のことば--中世語としての話語を中心に--
三 京都大学附属図書館近衛本『撰集抄』のことば
  --特に、中世語資料として見た--
四 形状言より見た『撰集抄』の語彙--説話における語彙の特色--
五 語彙の位相の差--寛永版『中華若木詩抄』における--
六 御伽草子に見る室町時代語的様相--形容詞を中心に--
七 『狂言記』(正編)に見える漢語
八 『狂言記』(正編)に用いられた漢語の意味・用法

本書と既発表論文との関係
後記
索引

著者プロフィール

坂詰力治(サカヅメリキジ)
坂詰 力治(さかづめ りきじ)
1940年10月、東京深川に生まれる。
1968年、東洋大学大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了。
現在、東洋大学教授。

編著書:
『無名草子総索引』(単著・笠間書院)
『明恵上人夢之記 本文・総索引』
(共編・「高山寺資料叢書第七冊『明恵上人資料第二』」所収、東京大学出版会)
『平治物語総索引』(共編・武蔵野書院)
『保元物語総索引』(共編・武蔵野書院)
『論語抄の国語学的研究 影印編』(単著・武蔵野書院)
『論語抄の国語学的研究 研究・索引編』(単著・武蔵野書院)
『最明寺本往生要集 影印編』(共編・汲古書院)
『最明寺本往生要集 譯文編』(共編・汲古書院)
『最明寺本往生要集 索引編』(共編・汲古書院)
『源通親日記 本文及び語彙索引』(共編・笠間書院)
『半井本平治物語 本文及び語彙索引』(共編・武蔵野書院)
『半井本保元物語 本文・校異・訓釈編』(共編・笠間書院)
『国語史の中世論攷』(単著・笠間書院)
『敬語 思いやりのコミュニケーション』(単著・有斐閣)

上記内容は本書刊行時のものです。

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