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 笠間叢書

平安朝文芸論 源氏物語を中心に

松田 成穂(著)

A5判  398頁 
定価 11,500円+税
ISBN 978-4-305-10340-6 C3395
在庫僅少

奥付の初版発行年月 2001年06月
書店発売日 2001年06月01日
登録日 2010年02月18日

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解説

五十余年にわたる著者の平安朝研究が結実ーー深い学識に支えられた柔軟かつ鋭敏な感性が『源氏物語』の全体像と和歌の問題を照射する。前半は『源氏物語』各巻に関する新見、後半は古今他和歌の新解釈を披瀝。

紹介

五十余年にわたる著者の平安朝研究が結実ーー深い学識に支えられた柔軟かつ鋭敏な感性が『源氏物語』の全体像と和歌の問題を照射する。前半は『源氏物語』各巻に関する新見、後半は古今他和歌の新解釈を披瀝。

「初期の光源氏の造形をめぐる素描」「光源氏の終焉にふれて」など源氏物語を中心としたもの12編と、「古今集周辺における存疑一、二」など和歌に関するもの7編の論文をまとめた「平安朝文芸論」。

目次

Ⅰ 源氏物語を中心に一 初期の光源氏の造形をめぐる素描二 源氏物語にかかわる断章三 夕顔巻に触れての覚え書四 若菜巻に関する覚え書−朧月夜尚侍の叙述に触れて−五 「紫の上への歌は物語にのせず、ゆへあるべきにや」(『花鳥余情』第八)をめぐって六 末摘花巻をめぐって七 末摘花巻々末部の読み方に関する異見−歌語「梅の立ち枝」に触れて−八 六条院の婚儀の叙述をめぐって九 花散里巻小論十 光源氏の孤独感をめぐって十一 柏木巻に関する一・二の問題−なんぢがちちに−十二 光源氏の終焉に触れてⅡ 和歌に触れて一 古今集周辺における存疑一、二二 野田千平氏蔵・嘉禄本『古今和歌集』(写本・零本)について三 「花の色は」試解−小野小町論ノート−四 伊勢物語六十九段をめぐって−十世紀初葉の韻文と散文−五 伊勢集冒頭の歌と詞書−「いと心うき物から、あはれにおぼえければ」−六 かげろふの日記上巻に関する試論−和歌の問題に触れながら−七 かげろふの日記中巻に関する序論的考察

著者プロフィール

松田 成穂(マツダ シゲホ)
大正15年小樽市生まれ。東北大学文学部卒業。金城学院大学短期大学部・カリフォルニア大学バークリ校客員教授等を経て、金城学院大学名誉教授。著書に「古今集研究資料稿」など。

上記内容は本書刊行時のものです。

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