笠間叢書
源氏物語の想像力 史実と虚構
藤本 勝義(著)
A5判 352頁
定価 9,223円+税
ISBN 978-4-305-10266-9 C3395
品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1994年04月 書店発売日 1994年04月01日 登録日 2010年02月18日
解説
史実と虚構の両者間の往復運動をすること、それが源氏物語の想像力の原点である。著者自身が文学と歴史の往還を通して、源氏物語中の人物や官職、論理や信仰の意義を見据えて論じた既発表論文をまとめたもの。
紹介
史実と虚構の両者間の往復運動をすること、それが源氏物語の想像力の原点である。著者自身が文学と歴史の往還を通して、源氏物語中の人物や官職、論理や信仰の意義を見据えて論じた既発表論文をまとめたもの。
史実と虚構の両者間の往復運動をすること、それが源氏物語の想像力の原点である。著者自身が文学と歴史の往還を通して、源氏物語中の人物や官職、論理や信仰の意義を見据えて論じた既発表論文をまとめたもの。
目次
第一編 源氏物語の准拠の方法と意義第一章 源氏物語における先帝第二章 源氏物語における前坊第三章 「前坊」「故父大臣の御霊」攷第四章 式部卿宮−「少女」巻の構造−第五章 大宮の准拠と造型第六章 源氏物語の女官−紫式部日記との接点−第七章 明石姫君の乳母と夕顔の乳母第八章 女三宮の乳母と兄・左中弁第二編 光源氏とその変容第一章 冷泉帝退位と光源氏の述懐第二章 柏木・女三宮密通と光源氏の論理第三章 “不生女(うまずめ)”紫上−源氏物語の深層第四章 第二部の朱雀院第三編 源氏物語と陰陽道信仰第一章 物忌−紫式部と陰陽道−第二章 天変地異、占・祓等第三章 御物忌・夢合せ・厄年第四章 源氏物語における宿曜
著者プロフィール